【国立科学博物館】幼児連れで行く前に知るべき4つのポイント「コンパス」の楽しみ方を解説

先日、国立科学博物館の子供用施設である「コンパス」に3歳児と遊びに行ってきましたので、実体験をもとにした記事をお届けします。

子供の教育には良さそうだけど、国立科学博物館って、ちょっと敷居が高そう。

親子で遊べそうな「コンパス」って、どんな感じなんだろう?

という疑問にお答えしていきたいと思います。

結論:3−6歳児を持つ親は、ぜひ連れて行ってほしい!

国立科学博物館は「幼児にはまだ早い」「内容が難しいのでは?」という印象を持たれがちです。でも、実際に3歳と1歳の子どもを連れて訪問してみて分かった結論は、幼児でも十分に楽しめるうえ、知育としての価値が非常に高い施設でした。

【まとめ】
1:事前のチケット購入は必須。特に「コンパス」は事前予約制
2:科学に触れ合いながら、思いっきり遊べる「コンパス」は楽しみながら学べる知育施設
3:図書コーナーの「ちいさなかがくのとも」が神コンテンツ。歴代バックナンバーが見放題!
4:お昼は館内・周辺ともに超混雑。選択肢が少ないので、事前に対策を検討すべし

国立科学博物館と「コンパス」の概要

国立科学博物館は、上野公園にある日本最大級の総合科学館です。恐竜の化石、動物の標本、宇宙、自然史、生物の進化まで、あらゆる分野が網羅されています。展示量が非常に多く、1日で全部を見るのは難しいほどの規模です。

「小さい子にはまだ理解できないのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、実際には体験型や実物を観察できる展示が多く、幼児でも十分楽しめます

その、国立科学博物館の中にある特別展示室が「親と子のたんけんひろば コンパス」になります。コンパスは「遊び」の要素の中に「親子のコミュニケーション」を促すしかけをたくさん用意し、そこでの経験を通じて、科学的な知識だけではなく、感じる力、考える力が養われることを目的としています。

事前に知っておきたい3つのポイント(実体験ベース)

1:事前のチケット購入は必須。特に「コンパス」は事前予約制

幼児連れであれば事前購入は必須級です。入館チケットに加えて、コンパスの事前予約が必要になります。

国立科学博物館は、近年インバウンド需要が増えています。外国人旅行者、修学旅行生、遠足の団体など、平日でも人が多い日があります。当日券は入口前のチケット売り場で購入しますが、ここが非常に混雑しやすいです。
小さな子どもにとって、炎天下や寒い中で数十分並ぶのは大きな負担になります。

我が家は訪問前にオンラインチケットを購入していたため、スムーズに入場できました。

さらに注意したいのが、幼児向けの体験型エリア「コンパス(COMPASS)」の利用ですコンパスは完全事前予約制となっており、予約なしでは入れません。土日は特に予約が埋まりやすいため、訪問前に必ず予約枠をチェックしておくことを強くおすすめします。

結論:幼児連れはオンラインチケット+コンパスの予約が必須。これだけで当日のストレスは大幅に減ります。

2:科学に触れ合いながら、思いっきり遊べる「コンパス」は楽しみながら学べる知育施設

コンパスとは?

コンパス(COMPASS)は、国立科学博物館の中にある未就学児向けの体験型知育スペースです。
普通の遊び場とは異なり、身体を使って遊びながら科学技術や自然の仕組みに触れることができるのが特徴です。

遊具を通じて「科学」が体験できる

コンパスには、単純に走り回る遊具ではなく、観察・触覚・視覚・運動を使って理解を促す仕掛けが多数あります。

例えば:

  • 本物の動物の剥製(サイズ感や生体構造を間近で観察できる)
  • 光の屈折や像の変形を体験できるおもしろ鏡
  • 触って動かすことで仕組みが理解できる装置
  • 模型・標本・素材の展示など

3歳の息子は、鏡のコーナーで大爆笑しながら、立ったり座ったりして鏡に映る姿を楽しんでいました。「科学=難しい」ではなく「科学=面白い」と感じさせてくれる場所です。

3:図書コーナーの「ちいさなかがくのとも」が神コンテンツ。歴代バックナンバーが見放題!

「ちいさなかかぐのとも」とは福音館書店が発行している幼児向け科学絵本シリーズです。年少〜年長向けに昆虫、植物、季節、化学的な現象など、子どもが興味を持ちやすい切り口でまとめられています。

「国立科学博物館では、この「ちいさなかがくのとも」の歴代バックナンバーが5〜6年分まとめて並んでいます。
普通の図書館では1〜2年分しか置いていないことが多く、選べる量が限られるため、息子は最近少し飽きていました。

しかし、ここには大量のバックナンバーがずらりと並んでいて、息子は目を輝かせて大興奮。表紙を眺め「これ面白そう」「これ読んでみたい」と、自分で選びながら次々と手に取っていました。

結果、気に入った10冊を写真におさめ、後日、地域の図書館で予約して借りることができました。こうして家に帰ってからも学びが継続する流れが作れた点がとても良かったです。

4:お昼は館内・周辺ともに超混雑。選択肢が少ないので、事前に対策を検討すべし

国立科学博物館とその周辺は、とにかくランチの選択肢が限られています。館内のレストランは60分待ちが普通で、子どもが列で待てるかは正直かなり不安要素です。

実際に訪問した日も、11時30分の時点で長い列ができていました。周辺の飲食店も上野公園内は混雑し、席の確保はかなり難易度が高い状況でした。

おすすめの選択肢は:

  • 軽食を持参して上野公園で食べる
  • 11時前に早めランチを済ませる
  • 上野駅から1駅離れたエリアへ移動

我が家は上野駅から離れた駅に移動して、待ち時間なしで昼食を食べることができました。昼食のストレスは全体の満足度を大きく左右するため、事前対策はしておいて損はありません。

まとめ:国立科学博物館は「最初の科学体験」に最適

国立科学博物館は、幼児の「驚き→興味→探究」の流れを自然に引き出す場所です。展示の迫力と体験型展示、そして図書コーナーの充実により、学びがその場だけで完結せず家庭に持ち帰れるのも魅力だと感じました。

向いている家庭の特徴

  • 好奇心旺盛でいろいろ触りたいタイプ
  • 実物体験や観察を重視したい
  • 恐竜、生き物、科学が好き

1回では回りきれないため、我が家は確実にリピート予定です。実際、2回行きました。

知育効果は抜群だと思うので、ぜひ国立科学博物館に足を運んでみてくださいーーー!

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