【体験談】ピープルの「いたずら1歳やりたい放題」ってどうなの?
ティッシュ箱を遊んでしまって困るな・・・
赤ちゃんがリモコンで遊んでしまう・・・
という悩みをお持ちの方向けにおすすめの玩具です。
それが『いたずら1歳やりたい放題ビッグ版リアル+』です。
実際の利用者の目線も含めながら、良さと悪さをお伝えします!
総評:6ヶ月から使え、発達に合わせて難易度が変わる優秀な玩具
与える年齢と発達速度にもよりもよりますが、難易度が異なる仕掛けが用意されており、末永く使える優秀な玩具だと思います。
対象年齢は8ヶ月以上なのですが、リモコンに興味を持つ、ティッシュをいじりだしたタイミングから使えます。
(我が家の場合は、6ヶ月から使い始めましたが、1歳3ヶ月を過ぎでもまだ遊んでいます。そして、最後の難関はまだクリアできていないので、1年近くは遊べる知育玩具になりそうです。)
メリット
- 15種類の仕掛けが用意されており、満遍なく微細動作が鍛えられる。
- 実用品の代替なので、ティッシュを引っ張って遊ぶ、リモコンを掴んで離さない子供が玩具に集中する。
- 手洗いやボタンを押す予行練習になり、しつけに円滑に移行できる。
デメリット
- 5,830円とお高い(参考価格)
- 音の調整機能がなく、若干音が大きくうるさい(特に、夜間に気になる)
- 難易度が高い仕掛けは親が手本を示す必要があり、少し手間がかかる
補足:3タイプから選べるのですが、今回は人気No.1の「ビッグ版 リアル+(プラス)」という据え置き型を対象にしています。
良い点(メリット)
1:15種類の仕掛けが用意されており、満遍なく微細動作が鍛えられる。
まず微細運動とは、手や指先、腕や足を使う細かい運動のことをいいます。
最大の特徴は、15種類の多様な仕掛けです。各仕掛けを動かすには複数の動作が必要になるため、知育には非常に良い効果があると思っています。
例えば、ティッシュをつかみ/離す、リモコンのボタンを押す/音がなる、蛇口を上げて/下げる、コンセントを持ち/穴を認識/正しい方向で指すなど...単純な動作から、複雑な動作まで網羅されています。
難易度別に設定されており、非常に考えられて設計されています。そのため、子供のできる行動が徐々に増え、成長していく様子を感じることができます。
さすが、老舗のピープルさんの商品です。
ピープルは創業以来、お子様の成長だけでなく、取り巻く環境や社会の変化の観察をずっと続けてきました。
特に0~1歳の365日、毎日お世話をする人だからこそ気づく目覚ましい変化に着目し「お子様のリアルな興味や発達」と「ママ・パパの気持ち」の細かい観察からヒントを得た、共感性の高い商品を多く開発しています。
出典 ピープル公式HP ピープル商品の特徴
2:実用品の代替なので、ティッシュを引っ張って遊ぶ、リモコンを掴んで離さない子供が玩具に集中する。
「ティッシュで遊んで散らかしてしまう」、「リモコンを掴んで離さない」などで困ったことはないでしょうか?
今回「いたずら1歳やりたい放題」を選んだのは、我が家の切実な悩みが理由でした。
息子も例に漏れず、ティッシュを引っ張るのは大好き(そして、1箱を消費...)、リモコンを見つけるとボタンを押しまくるし、すぐに舐める(リモコンは汚いので止めてくれ...)という、子育てあるあるを一通りやってくれています。笑
しかし、息子が知的好奇心を持って興味を示しているので、親が止めるのももったいないという想いから、代替品を探して「いたずら1歳やりたい放題」に行き着きました。
そんな親の想いを汲み取ってくれたのか(?)、本物にも興味を持ち続けていますが、自由に遊べるこの玩具を愛用してくれています。
3:手洗いやボタンを押す予行練習になり、しつけに円滑に移行できる。
3点目のメリットは、ちょっと先の将来に向けての練習です。
まだ経験していないしつけを擬似的に体験させる、または、すでに行っている動作を再学習して関連付けができます。
具体的には、15種類の中に蛇口を上げる/下ろすという遊びがあります。蛇口を上げると「ジャラジャラー♪」と水が流れる音がなり、蛇口を下げると「ピッカピカ!」という声で終わりを教えてくれます。
蛇口の上げ下げという手を洗う動作の一部を練習するという予習に使え、また、本番の手洗いにおいても終わったときに「ピッカピカー♪」と伝えることで、玩具と現実動作の紐付け学習ができます。
まさに実用品を真似しているからこそできる教育だと思います。
動画参照:
悪い点(デメリット)
1:5,830円とお高い(参考価格)
参考価格は定価5,830円です。執筆時点(2022/10/11)では、Amazonでは32%引きの3,939円でした。
日常的に追加するおもちゃというよりは、誕生日やクリスマスなど特別な日にあげたいプレゼントになる価格帯かなと思います。
ちなみに、我が家では初めてのクリスマスプレゼントとして購入しました。そのときは、クリスマスセールで定価よりはお値打ち価格だった記憶があります。笑
イベント時のセール狙いがおすすめです。
2:音の調整機能がなく、若干音が大きくうるさい(特に、夜間に気になる)
電源のON/OFF機能はあるのですが、音の調整機能はありません。
日中は気になりませんが、周りが静かな夜間は若干のうるささを感じます。(あくまでも個人の感覚です)
音が出る場所にテープを貼り、空気の振動を抑えて音を小さくする方法もありますが、なかなか難しいところです。
3:難易度が高い仕掛けは親が手本を示す必要があり、少し手間がかかる
15種類の仕掛けは、子供の発達によって難易度が変わります。特に難易度が高いのは、初期(6~8ヶ月)の頃は蛇口の上げ下げ、また、後期(1歳3~6ヶ月)はコンセントを差す、鍵を差してひねって開ける動作です。
当然、親が先にやっているところを見せるのは、知育/教育の醍醐味ではあります。ただ、何も教えないで勝手に達成できる子供は少ないと思うので、親の関与は一定量の必要になります。
(本デメリットは、人によっては気にしないかもしれませんね)
まとめ
実体験を踏まえた上で、メリット・デメリットを紹介しました。
1985年に発売してから約30年以上のロングセラー商品なので、それだけ歴代のママ・パパ達に支持されてきた商品だと想います。
気になった方は、ぜひおもちゃ屋さんや、Amazonでチェックしてみてくださいね。特に、音に関しては実際のボリュームを聞いてみてから判断されることをおすすめします。