チームラボ豊洲は0−2歳児におすすめできるのか?【体験談】

首都圏に住む方ならインスタ映えスポットとして豊洲のチームラボを聞いたことはないでしょうか?

インスタやCMで見る限りはおしゃれそうだけど、家族連れで行くのはどうなんだろ

美術館みたいな感じで感性を刺激するにはどうなんだろ?

という疑問を持った方に、私が実際に行った体験談をベースに感想をお伝えします。

結論:正直、0〜2歳児が楽しめる展示は少ない

興味本位で行くのはありだが、知育の観点ではオススメしない
*注意事項:2022年9月時点の展示における個人の感想です。

正直な感想を書いてしまうと、知育の観点では0−2歳児には早すぎたと思います。全展示物を素直に楽しむには、小学生(6歳以上)程度ではないかと思います。

とはいえ、良かった点もあるので紹介しつつ、なぜ0-2歳児には早すぎたと思ったかを説明していきたいと思います。

【良かった点】
 ・0〜2歳児でも楽しめる展示はいくつかある(1歳の息子が楽しそうにしていたのは2展示)
 ・芸術的な刺激があり、両親は文句なしで楽しめる
 ・インスタ映えは最高!写真を見返して、思い出に浸れる。

【悪かった点】
 ・水に濡れる前提(水深は約30〜40cm)。抱っこ紐やヒップシートは必須
 ・周りの目や外国人も多く、自由に遊ばせるのは難しい
 ・大人の入場料が3,200円/人と高く、コスパは悪い(3歳以下は無料)

チームラボ豊洲の概要

公式HP:https://www.teamlab.art/jp/

チームラボは、プロジェクションマッピングを多用した「デジタルアート」が有名なデジタル制作会社です。

ただ、彼らの幻想的で、今まで経験したことのない展示物は下記の動画を見てもらったほうが伝わると思います。

良かった点

0〜2歳児でも楽しめる展示はいくつかある(1歳の息子が楽しそうにしていたのは2展示)

そもそもチームラボ豊洲は「大人向け」に作られています。そのため、子供向けの展示物は少ないです。

その中でも、息子が楽しそうにしていた展示は2つでした。

まずは、身体全体を使って前に進む展示「やわらかいブラックホール - あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である」です。

凹凸のクッションを上を進むのには足を取られ、重力と筋肉の動きを感じます。

そして、他の人が動くと自分の下のクッションの形状も変わり、また進みにくくなります。

身体を動かすのが好きな息子は、久しぶりのハイハイと不思議な重力感を楽しそうにしていました!

そして、2つ目は「変容する空間、広がる立体的存在 - 自由浮遊、3色と新しい9色」です。

大きな球体を思いっきり叩くと、色が変化していきます。

息子を抱っこして、何度も叩いていくと、息子も「ぺしぺし」とボールを叩き、色が変わっていく様子をきゃっきゃしながら楽しんでいました。

芸術的な刺激があり、両親は文句なしで楽しめる

大人にとっては、非常に面白かったです。美術館や博物館などでは経験することができない、デジタルを利用したインタラクティブ(相互性)な展示は今まで経験したことない楽しさでした。

また、非日常感を味わえるので、夫婦が楽しむデートスポットとしては優秀だと思います。

インスタ映えは最高!写真を見返して、思い出に浸れる。

館内は携帯の持ち込みのみ可能です。Instagramでハッシュタグ「#teamlabplanets」で検索すると、素敵な写真が溢れています。

もちろん、我が家も家族写真を何枚も取りましたが、個性的で最先端の技術をフルに使った展示を背景に撮る写真は思い出に残る写真ばかり。

何度見ても飽きることのない写真がたくさん撮れたなと思います。

悪かった点

水に濡れる前提(水深は約30〜40cm)。抱っこ紐やヒップシートは必須

最も0−2歳児に向いていないと思ったのは、水を利用した展示が多いことです。

例えば「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」です。

下記の写真がわかりやすいのですが、大人だと膝まで水に浸かります。奥に見える女の子は幼稚園児くらいだと思うのですが、ほぼ股まで水に浸かります。

ちゃんと計測したわけではないので推計ですが、水の深さは約30〜40cmあります。

さらに、水の中を移動するので、50〜60cmくらいには水しぶきが飛んできます。

0−2歳児を連れて行く場合は、抱っこひもやヒップシートは必須です。(通常の抱っこは疲れます)

周りの目や外国人も多く、自由に遊ばせるのは難しい

チームラボでは入場制限があり、指定の時間帯に複数が一斉に入ります。

雨&コロナ禍ということもあり、私達が参加した会は30人程度でした。そのうち、子連れは0人、外国人と思われる方が10名程度、残りは大人という構成でした。

ロッカーで準備できた順番からエントランスに入るのですが「やわらかいブラックホール 」などは、大人も一緒に動くので安全を考えてできる限り端を行くなど配慮が必要でした。

ただ、静寂さを求められないので、通常の美術館とは違って声を出しても良い点は救われました。

大人の入場料が3,200円/人と高く、コスパは悪い(3歳以下は無料)

最後は費用です。。。1人3,200円なので、夫婦で行くと6,400円にもなります。一般市民の我が家としては、結構な出費だなと感じました。

もちろん、大人の満足度としては高いのですが、家族で行くと考えると、家計に余裕があるときにに行きたいなというのが正直な感想です。

まとめ:0−2歳児を連れて家族で行くにはコスパが悪い

あくまでも個人の素直な感想ですが、0−2歳児を連れて家族で行くにはコスパが悪いと思います。

息子が小学生くらいに成長して、自然に触れて現物の良さがわかってから、デジタルの凄さを体感するには良いのかと思います。ただ、0−2歳児の段階でデジタルな非日常感を味わう意味はあったのかと思うと「うーん・・・?」という気持ちになりました。

とはいえ、あくまでも私の感想なので、他の子連れのブログ記事などを参考にして、行くことの是非を決める参考材料になれば幸いです。

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